■極先設定「H×R」 2007/05/19
ふとした瞬間に、見上げた空は。
燃えるような、真っ赤な色に染め上げられていた。
「日が落ちるのが、遅くなったな。」
「もう夏になるからだろ?」
「...そうだな。
もう、夏だ。」
緑に生い茂った芝生の上。
上下逆に倒れこんだ2つの身体は、頭上に広がる赤を見ていた。
炎のように、鮮烈な赤は、次第に日が落ち広がり始めた藍と混ざっていく。
徐々に、夜の色が侵略し、空の色は鮮やかなムラサキ色に変わった。
「なぁ、竜。」
「...何?」
「俺、お前のことが好きだ。」
「...うん。」
「愛してるよ、竜。」
強い風が一陣、芝生の上を通り抜け、空へと舞い上がる。
仰ぐ空には、一つの星が、煌いていた。
□-◇あとがき◇-□
気分的に、はやりゅ高1の初夏。って感じです(苦笑)
二人の馴れ初め話ですね、コレ。
マイ設定では、しっかりと言葉にして気持ちを伝えたのがこの時が初めてで、でもそれ以前からお互いの気持ちを知っていた。みたいな、ね。
隼人が男前で竜ちゃんが大人しいね、この話(笑)