■もしも「転校生×隣席の男子高校生」だったら  2007/03/06
「俺、やぶきはやと!!
 お前は?」
「...おだぎり、りゅう。」
「りゅう?
 りゅうは、りゅうってゆーの?」
「.........」
「ふーん...りゅう、りゅうね!!
 なぁ、りゅう。
 俺、りゅうに一目ぼれしちゃった!!
 しょーらい、おっきくなったら俺とケッコンして!!」




幼稚園の時、俺の前に現れた小さな台風は、成長した俺の前に、大きな竜巻となって現れた。








「転校生を紹介する。
 矢吹隼人君だ。
 ほら、挨拶しろ。」
「矢吹隼人です。
 よろしくねー。」

外ハネした髪の毛。
若干着崩した制服。
明るい、無邪気な笑顔を振り撒き、転校生――矢吹隼人は俺の隣の席におさまった。

「俺、矢吹隼人!!
 よろしくねー。
 お前、なんてゆーの?」
「...小田切、竜。」
「竜?
 竜は竜ってゆーの?」
「.........」
「ふーん、そっかぁ、竜かぁ。
 竜...竜...竜ね。」

あの時と同じ。
不思議そうに小首を傾げて、俺の名前を何度も口に出して馴染ませる隼人。
全然変わらないその仕草に、顔の筋肉がちょっと緩んだ。
けれど同時に、隼人が俺のことを覚えていないことに、胸がチクリと痛んだ。

それでも。

「ねぇ、竜。
 俺、竜に一目惚れしちゃった!!
 将来俺と結婚してよ!!」

隼人は、はやとだった。







□-◇あとがき◇-□

思いついたまま書き殴ってしまったもの。
なんか、隼人さんなら過去にプロポーズした相手にまたプロポーズしそうだなぁ~。とか思って。
これだけ読むと、かなりアホな話なんですけど、私的な設定では、親の都合により1週間だけ竜ちゃんのいる幼稚園に通うことになった隼人さんが一目ぼれして告った相手が、高校生になって一目ぼれして告った相手だった。みたいな感じで。
どっちみち、隼人サン、幼稚園時代の竜さんのこと忘れてます。ハイ。
続き...書くようだったら、その時にでも竜ちゃんに詰め寄ってもらおうかなぁ~。

キャラ視点で書くと中々書きやすいことが分かりました。
けど、多分...もうあんまりキャラ視点は書かない、かな?
なんか、気分的に偏ってる気がするのであんまり好きじゃないんです(苦笑)
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